食生活と呼吸法について

食生活について

食生活の改善

 

東洋医学では、飲食物を消化して、栄養素を取り出す働きをするといわれるのが「脾と胃」です。

「脾と胃」の調子が良くないと、せっかくバランスのよい食事を摂っても、きちんと消化吸収されません。

栄養分が吸収されない体はエネルギーが不足してしまうので、必要な水分や血液も不足しまいます。

人のからだは、生きるために、必要な所へ、優先的にエネルギーを運ぶため、子宮や卵巣への供給が少なくなってしまうのです。

 

妊活には、食生活を見直すことが大切です。

夏場は冷たい物を口にしがちですが、冷たい物を食べると、胃腸の機能が弱まってしまいます。胃腸が弱まることによって、内臓機能のバランスが崩れ、消化吸収がうまくいかなくなって下痢になりやすくなったりします。

もともと胃腸の調子が弱い方は特に注意が必要です。

内臓機能のバランスが崩れてくると、生殖器にも影響がでるので、胃腸の調子だけだはなく体全体の調子を整えて、生殖器にも栄養が行き渡るようにしていくことが大切です。

 

 内臓にやさしい環境をつくるには、生活習慣の改善が必要です。

水分補給時には常温の水や白湯などをとるようにし、冷たいものを口に入れる習慣を避けましょう。

体を温める食材として、ねぎ、しょうが、にんにく、にら、ほうれんそう、にんじん、かぼちゃ、鶏肉、レバー、ラム、黒砂糖、黒豆などを積極的に取るとよいでしょう。

スープなど、温かいものから食べると体が温まりやすくなります。

 

炭水化物に含まれる糖質はかなりの水分を摂取します。

痰湿が溜まっていて太っている人は、炭水化物の過剰摂取は避けたほうが良いでしょう。

 

胃の調子が弱い人や、おなかがゆるくなりやすい人は、体質改善が必要です。

鍼灸治療で体質改善をしていきましょう。

 

体は呼吸で変わる

交感神経が働いていると体は緊張状態になります。

交感神経は、今、生きるために働く機能に重点を置くため、子宮や卵巣などの生殖器官への血流が悪くなります。

 

交感神経の緊張状態をリラックスした状態にする副交感神経に上手に切り替える体にすることが不妊治療ではとても重要です。

 

自分でできるセルフケアでは交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えには呼吸法を身に付けるのがよいでしょう。

 

呼吸法を身につけるだけで、妊娠しやすい体に一歩近づいたことになります!

 

まずは、息を吐くことに意識を持っていきます。吐く量を増やすことによって簡単に副交感神経が優位に切り替わります。

 

自律神経は呼吸とのつながりが強く、浅い呼吸は、交感神経を緊張させます。

走った時の激しい呼吸などは交感神経を緊張させるのです。

緊張状態は、仕事で集中したり、運動したり、生きる上で必要ですが、緊張状態が長く続くことで、体の不調につながります。

 

デスクワーク等、座ったままの状態や猫背の姿勢でいると、呼吸が浅くなってしまいます。猫背で背中が丸まっている状態では胸郭が広がりにくくなってしまいます。

体は酸素を取り入れようと頑張り、頸や肩の筋肉を使った浅い息づかいになってしまいます。 これでは息を吐き続けることはなかなか難しいですね。

 

お腹は呼吸をすることによって圧力がかかったり抜けたりする圧の変化がおき、お腹の中の血流を改善する効果が期待できます。

 

呼吸法をするにあたって、まずは「吐く」ことに意識を向け、「吐き続ける・吐く量をふやす」から始めてみて下さい。