人工授精について

精子と卵子が子宮内で出会うことを人工的にサポートして自然妊娠を手助けするのが人工授精です

〇排卵日の予測と確定

 

排卵日を基礎体温、超音波検査、ホルモン検査で予測します。

人工授精では、精子洗浄が行われるため、精子の寿命が短くなるので、排卵日が確定したら、排卵の前日か当日に人工授精を行う必要があります。

 

〇精子を採取

元気な精子がたくさん必要なので、男性は3~4日禁欲をして、人工授精当日に精液を病院で採取、もしくは自宅で採取後2~3時間内に病院へ持参します。

 

〇精子の洗浄と濃縮

採取した精子は遠心分離器にかけて洗浄、濃縮します。

その後、運動率の高い成熟した精子の選別をします。

 

〇精子を子宮に注入する

膣から子宮はカテーテルを使って精子の注入を行います。

1分程度の短時間で痛みもないです。

 

 

 

何度かチャレンジができるタイミング法とは違い、人工授精では排卵日が確定したら精子を採取する日がきまります。チャンスは、1度ということです。また、人工授精の精子は洗浄、濃縮されるので、3日ほどしか生きられません。少しのタイミングのずれで妊娠が難しくなります。自然妊娠よりも成功率は低いのです。精子はもともと子宮の中を突き進むうちに受精能力が高まっていく性質があります。人工授精の精子は運動率の高い精子を選抜しますが、受精能力は自然妊娠のほうが高いと言えます。持参した精子は、それだけでストレスがかかっているので、頑張って卵子にたどり着いても疲れ果ててしまい卵子の膜を破る元気がなくなっていることもあります。

 

 

人工授精に適する例

 

〇女性の年齢が35歳以下の不妊の原因が不明のカップル

 

〇ED(勃起障害)

 

〇セックスレス

 

〇精子の運動率に問題のある方

  

試してほしい4日連続の法則

妊娠はタイミングと精子の数が重要です。

病院で検査をしない限り排卵日は予想でしかないのでタイミングと言ってもこの日にセックスをすれば妊娠できるということではありません。受精にはたくさんの精子が必要なので何度かのチャレンジが望ましいです。4日連続の法則と書きましたが、タイミングと精子の数を増やして妊娠の確立を上げるにはこの方法が最適だということです。夫婦ともに、異常がないのに、なかなか妊娠できずに悩んでいる方にはぜひためしてほしいです。